Apollo SDKでApolloブラウザーを作成

昨日のFlex SDKの記事に引き続き、Mac OS XApolloを無料にて作ってみる試みです。

Flex SDKをインストールしたので、今度はApollo SDKを導入してみます。



手順を説明します。

  1. Apollo SDKをダウンロード
  2. Flex SDKに上書きインストール
  3. ApolloXMLを作る
  4. パブリッシュ!


では、順を追って説明していきます。

Apollo SDKのダウンロード

http://labs.adobe.com/technologies/apollo/からApollo SDK をダウンロードしてきます。

Flex SDKに上書きインストール

ここが気をつけなければならないところ。


様々なサイトに「上書き」をありますが、フォルダごと上書きしてしまうと
ApolloどころかFlexすら動かなくなります。


Flex SDKのフォルダにファイルだけ上書きするように
一つ一つ丁寧にコピペしていきます。



この段階で、ターミナルでの~/.bash_profileの設定をしていれば
Apolloのパブリッシュができるようになります。

Apolloのパブリッシュコマンドは次のようなものです。

  1. amxmlc (Apollo用SWF生成コマンド)
  2. adt (Apolloインストーラー作成コマンド)

ApolloXMLを作る

下記のコードをエディターで入力し、MyBrowser.mxmlとして保存します。


  
    
    
  
  


つぎにインストーラー用のXMLを作ります。こちらはMyBrowser-app.xmlと名付けます。


    
        Apollo Browser
        Your Name
        A sample Apollo Browser application.
        (C) 2007 Your Name. All rights reserved.
    
    MyBrowser.swf

ターミナルでMyBrowser.mxmlとMyBrowser-app.xmlを保存している階層に移動します。
(デスクトップなら、cd ~/Desktop と入力)


まずはswfを作成します。ターミナルで次のコマンドを入力します。

amxmlc MyBrowser.mxml

MyBrowser.swfが生成されます。


次にターミナルでApollo アプリケーションとして立ち上げます(テストプレビュー)。

adl MyBrowser-app.xml


そして本題のApolloアプリケーションを作成します。

adt -package MyBrowser.air MyBrowser-app.xml MyBrowser.swf

できました!

Apolloブラウザーを使ってみる

なかなか優秀。
今回作成したものはまとめてMyLabsにアップしておりますのでよかったらダウンロード下さい。


Apolloブラウザーも同封しております。