リッチメディア検索の改善についての発表

大きなイノベーションの一つだと思っています。
http://weblogs.macromedia.com/akamijo/archives/2008/07/flash_ni.html

こちらのブログに元Blogの邦訳を掲載されており、参考になります。
http://as3s.org/archives/2008/07/googleyahooflash.html


SEO業者の多くはアンチFlashを布教活動しており、フラッシャーは肩身の狭い思いをしてきましたが、これでそんな現状は変わってくると思います。ただ、「SEOに強いFlash制作」と言ったように、XHTMLと同様に「構造化したFlash」というものももしかしたら需要がでてくるかもしれません。そうなった場合、MXMLベースで解析してもらったり、ProgressionのページXMLをもとに解析してくれれば制作側としては構造化しやすく嬉しいんですけどね。sitemap.xmlのようにFlashコンテンツ解析用のXMLファイルをGoogle Web Masterツールに導入するとか、自分のなかで勝手な想像が膨らんでしまいます。それが例えばswfのメタデータとかだったり。

商用レベルの話ですると、外部SWFコンテンツ、XMLにした情報の外部化、バージョン判定のJSの3項目についてGoogleの検索が対応されると、現状のFlashコンテンツの仕組みを残したままSEO効果が得られると思います。ただ、開発チームのブログにもある通り外部SWFやJSエンベッドについては対応が不十分になる可能性が高そうです。

IEActiveX挙動が元に戻る、という話もありましたが検索エンジンFlash対応などでHTMLのFlash貼付け方も1〜2年で新しい手法がでてくるかもしれませんね。